兵庫県中西部に位置する宍粟市は、自然に恵まれ、面積も広く、みどころはたくさんあります。
「播磨国風土記」には日本酒発祥の地である所以の記録があり、日本酒発祥の地とされています。
ということで、まずは酒蔵通りから。
県の景観形成重要建造物にしていされているという2軒の酒蔵に立ち寄りました。
一軒目、老松酒造は明和5年(1768年)創業の、山崎藩御用酒屋です。
次は天保8年(1837年)創業の山陽盃酒造。代表銘柄「播州一献」の暖簾が掛かっています。
養父市の明延(あけのべ)鉱山の中に、一年を通して9度前後に保たれる天然冷蔵庫を持っていて、熟成酒にも力を入れているそうです。
近所の酒店でも買ったことがある播州一献を買って帰りました

紅葉で有名な最上山公園へ。
園内のもみじ山は『日本紅葉の名所100選』に選ばれた紅葉スポットです。
もみじ山から歩いて10分ほどの所に展望台があり、市街地を一望できましたが、紅葉を見下ろすのも面白いものでした。
お昼はうどん末治へ。
ここのご主人は大阪の有名店『たけうちうどん』等で修行された方らしく、宍粟で唯一行列のできる店だそうです。
12時前に着きましたが、1時間待ちと言われました

予想以上でしたが、周りには他に店がないことと、試飲したアルコールが抜けるまでの時間経過によいかと待つことにしました。
ようやくお店に入っても注文してからまた待ち時間がありましたが、きっと、太麺を茹でるのに時間がかかるのでしょう・・・と、期待値UP

こうしてありつけたうどんは待った甲斐あり、なめらかでコシがあって食べ応えたっぷり。出汁も好みの味で、とても美味しく頂くことができました

もみじ山の紅葉はまだ色づき始めだったので、さらにきれいな紅葉を求め北上し、波賀城史蹟公園に行ってみました。
最後少し急な階段もありましたが、10分ほどで城跡に到着です。
櫓の中は資料館になっていました。
さらに石の階段を登って山頂に行くと、宝殿神社奥の宮があります。
標高は456メートルだそうです。
向こうに見えるのは1035mの大甲山。
波賀歴史伝承の家に立ち寄りました。
築300年以上とされる茅葺き屋根の古民家が移築され、資料館になっています。
更に北上する途中、国道429号線沿いにある𤴻(いぼ)石です。
壺の水をつけて拝み、石が見えなくなるまで振り返らずに帰るとイボが取れると伝えられているそうです

東山温泉のところの紅葉が今が見頃との情報がありましたので、更に奥まで行ってみると見事な紅葉でした。宍粟まで来た甲斐がありました

施設内の東山名水はラドン水だそうで、成分が非常に強いので飲用には一日200㎖までとのことでした。
日本酒、東山名水、紅葉をゲット出来た一日でした


神戸市東灘区田中町1丁目12番3号
TEL:078−451−0309
JR摂津本山駅よりすぐ
(エニタイムフィットネス摂津本山店向かい)
2Fの青い看板が目印です

