山陰海岸ジオパークは山陰海岸国立公園を中心に、東は京都府京丹後市から西は鳥取県鳥取市まで、東西約120km、南北最大約30kmに渡ります。
1日目はまず、兵庫県の香住海岸エリアから。
今子浦は、傍にキャンプ場もある海水浴場です。
そこに、大きなかえるの形をした「かえる島」があります。
昔、北前船で航海に出た男たちが無事香住に帰る(かえる)ことを祈願したともいわれているそうです。
今子浦の駐車場から歩いてすぐの大引の鼻展望台から。
近くの岡見公園へ。山陰海岸公園の一部で「名勝」に指定されてます。
ここは眺望がすばらしく、夕日の沈むころは格別と言われていますが、残念ながら訪れたのはまだ昼間です


そのまま西へ進み、余部鉄橋へ。事故があってあまりにも有名だったので、一度行ってみたかった。
余部クリスタルタワーと呼ばれる全面ガラス張りのエレベーターで高さ41mの「空の駅」まで一気に上がることができます

上がってみると、たまたま浜坂行の列車が入ってきたところでした

柵で通行止めになっていますが、以前の鉄橋が残されています。
明治45年に建設されてからコンクリート橋梁に架け替えられるまでの100年ほどの間、JR山陰本線を支えてきた鉄橋です。
一部、線路上を歩くことができるようになっている箇所もあります。
一日目は新鮮なお刺身が盛りだくさん食べれる浜坂温泉旅館魚と屋(ととや)にしました。
これ以外にも通常の会席料理があり、流石に全部は食べきれませんでした。
久しぶりに満足感が得られるコスパが最高の宿です。
2日目、この旅のお目当てだった浦富海岸島めぐり小型船「うらどめ号」に乗船。
12人乗りの小さな船で、ライフジャケットを着用して乗り込みます。
結構なスピードで進みます。
岩に触れられるほど近くに寄るので迫力がありました。
本当に通れるのか?!と心配になるような所もスイスイ通り抜けます。
海の色がとてもきれいで、予想どおりの景観のよさは最高でした。
50分ほどの旅ですが、小型船の良さを満喫できるクルーズで今回の旅行目的をほぼ達成した気分になりました。
後は湯村温泉でぶらぶらして温泉に浸かります。
「夢千代像」は吉永小百合さん主演「夢千代日記」の舞台となった湯村温泉のシンボルだそうです。
狭い温泉街ですが、川沿いの足湯は程よい賑わいでした。
湯村温泉の源泉「荒湯」
98度の熱湯が毎分470リットルも湧出しており、卵や芋などをゆでる事ができます。
2泊目は天皇陛下が宿泊されたというだけに中庭がとっても素晴らしかった佳泉郷井づつやです。
妻は、見た目がこぎれいなこちらの会席の方がよかったみたいです。
3日目、鳥取砂丘です。
この日が一番よく晴れて気持ちの良い気候でした

ラクダが待っていてくれたので、乗らないという選択肢はありません

ラクダは意外と揺れますが、乗り心地は悪くはなかったです。
直前までは天気予報では雨の日が多く、小型遊覧船の日程で随分と悩みましたが3日間ともよい天気に恵まれ山陰海岸ジオパークの旅を終えることができました。

神戸市東灘区田中町1丁目12番3号
TEL:078−451−0309
JR摂津本山駅よりすぐ
(エニタイムフィットネス摂津本山店向かい)
2Fの青い看板が目印です

